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オーストラリア・メルボルン地域 アラプリーズ・グランピアンズの岩場
H田です。
2013/12/27〜2014/01/06でオーストラリア・メルボルン地域の岩場アラプリーズとグランピアンズの岩場でフリークライミングをして楽しんできました。
メンバーはかみさん。

今回は観光旅行に毛が生えたようなツアーだったので、表に出すのも気が引けましたが、フリークライミングとしては最高レベルで楽しめたので恥ずかしながらも報告いたします。

オーストラリアでのクライミングは2回目。滞在は9日間で、移動でまるまる1日使う感でした。
写真はメルボルンからウェスタン・ハイウェイをひた走り、ベースとしたホールズ・ギャップに向かっているところです。
南半球における真夏の陽射しは厳しいのですが、陰ると涼しく、朝晩は寒いくらいでした。
オーストラリア1

最初の目的地アラプリーズの左半分くらいの景観。
遠目にはスケールを感じませんでしたが、近づくにつれ迫力を感じました。
これは高低差というよりこの地のクライミングスタイルや歴史にもとづくものと思われました。
クライマー山野井泰史氏が2008年に訪れたこの地を評して曰く「ほとんどがトラッドなので登りたいと思っていたルートと精神的に登れそうなルートとの開きがあることは頻繁に起きる」「登り込んだら、本物の頼もしいクライマーになれるのではないだろうか」とのこと。有名なクラシック・ルートは1960年代から拓かれています。
オーストラリア2

下の写真はアラプリーズの入門エリアともいうべきBushranger Bluffエリアの上部。
エントリー・クライマーなので、この地のスタイルに慣れるのにここでのトライはとても有意義でした。
この時トライしたのはオーストラリア・グレードで7〜15(5.2〜5.8-)に過ぎませんが、オール・ナチュプロで終了点を含め残置物なし、岩の形状やパッシブプロテクションを多用するときたもので十分にエンジョイできました。
オーストラリア3

味をしめたところでメインのエリアの一つである、The AtridaeエリアとThe Organ pipesエリアでトライ。人気ルートの「Muldoon」13(5.7-)2P(下の写真)はじめマルチを交えた3本のルートにトライしました。陽射しが本当に強く、日向ではけだるくなるくらいでした。しかし、ルート内容はどれも極上(簡単なのにワクワクさせられる)で、「クライマーをやっていてよかった!」としばしば口をつくほどでした。
オーストラリア4

年明け1日は降雨もあって1日レスト。
翌2日からはグランピアンズの岩場でのトライとしました。
下の写真は「Scarab」12(5.6-)1P目を登っているところ。
このルートはトラバースを含め3Pですが、これまたグレード以上に快適かつワクワクのエンジョイ系極上ルートでした。
オーストラリア5
2P目トラバースもエンジョイ系。
オーストラリア6

今回のトライは上級者がめざすようなエリア・ルートは一切無視で、情報の上での適切さと実際に行って見て自分が感じた感覚で判断しました。自分たち2人しかいない中で、絶対にアクシデントは避けなければならなかったからです。

それでも十分に元が取れるような好ルートがいくつもあるところに、あえて遠征する意義があったと思うところです。

トラッド・ルートばかりでなくスポート・ルートも充実しているので、易しめで☆☆☆ルートがあるMt Zero近くのRAVINEエリアで遊ばせてもらいました。
アプローチがそこそこあるにもかかわらず、オージー・クライマーたちで賑わっていました。
写真は☆☆の「 Hey Youse」18(5.10a)。このエリアは10台の好ルートが並んでいました。
地元クライマーは気さくで、完登すると一緒に喜んでもらえました。こういうところが日本のクライミングと決定的に違いますね。
オーストラリア7
このエリアの近くでは、オリーブ畑の中でカンガルーが飛び跳ねていました。
オーストラリアのワイルドライフは興味深く、ごく身近な周辺に目をひくものが満載でした。
オーストラリア8
また、この後に訪れたAmunesyエリアのでは大きめのトカゲ「スタンピー」に遭遇することができました。
折しも「今回スタンピー見ないね」と話していたちょうどその時だったので、そのタイミングにとても驚いたものです。
オーストラリア9

グランピアンズの岩場で最も印象深かったのはBundaleerエリアの「Blimp」20(5.10c)☆☆☆です。
前にScarabにトライしたおり、近くのBlimpを見た時はとても無理と思ったものですが、時がたつにつれどうしてもトライしたくなり、オンサイト・トライしてみました。
オーストラリア10
結果はパッシブプロテクションのセットに手間取ったのと持久力不足、胆力不足で上部核心を前にして敗退。
TRでトライしたらこの上なく心地よく完登でき、残念ではありましたがRPすることなく思い出にとどめることにしました。
オーストラリア11

繰り返しになりますが、この時も「クライマーをやっていて本当によかった」と思ったものです。
日本において今日までひとしきり低レベルを登ってきて、アルパイン形式の持てるものすべてを総動員してフェアーに登るための準備をいくらかしてあったおかげでこの地のクライミングを心ゆくまで楽しめました。

いろいろ不測のアクシデント(レンタカーやら航空機やら)はありましたが、2人きりで行ってきたツアーであるにもかかわらず無事なんとか帰ってこれて何よりでした。
一緒につきあってくれて、生活その他でたいへんお世話になったかみさんには感謝することこの上ありません。
そして自分をこうした楽しみに誘ってくれた東京雪稜会の先輩たちにも感謝に堪えない思いでいるところです。

こんな岩場に、次はあなたと訪れたいものです。









 
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